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Tuesday 21 June 2011

石巻訪問第二弾 6月5日

5月3日に一度目の訪問、そして今回6月5日は二度目の石巻の訪問。


湊中学校近辺は瓦礫がかなり減ったと思いました。地元民も含め、自衛隊もボランティアも必死で頑張ってくれている結果でしょう。


でも小さな水たまりが数時間後には川になってしまうなんて、前回行った時はなかった現象。 一日2回もそれがおこる。辛いね。


中学生と思われる子供達は平気でその水の中を自転車乗ったりしていた。


我孫子・柏の皆さんから支援してもらった物資、やっぱり2トン車では全然間に合わなかった。品川のレントラさんが急遽4トン車で行きますと言ってくれて、良かったです。4トン車でいっぱいいっぱいでした。


4日は朝から小学校の運動会、ご近所のパパ友たちは早朝から運動場の場所取り、親子競技でエライ疲れているのに、夕方物資の荷積みをお願いしたら、みんなきてくれました。浩輔パパ、勇人パパ、純ちゃん、たっちゃん、鍋川パパ本当にありがとう。わたしにはとてもあの箱の山を担ぐ力は残ってなかったよ。


そして今回は新メンバーで石巻に行きました。我孫子から一気に5時間で石巻に到着。


現地では『保健室の姉さんたち』にまたお会いでき、嬉しかった。毎日一生懸命行動されている姿を聞いて、本当に頭が下がる。素晴らしい先生方だ!


フリマには200人以上の方々がかけつけてくれた。トイレットペーパー、オムツ(子供、大人用)、かばん、非常食はあっという間になくなってしまいました。


bikesforjapanに支援してもらった自転車70台も無事に必要とする人が待っている場所、門脇中、東北キリスト教会へ届けて頂きました。湊中のフリマでは30台。あっと言う間に持ち主が決まり、あらためて自転車の必要性を感じました。自転車支援はやっぱり末永く必要だと。



他県からボランティアで入った人間は誰もが必ず考えること。。。

「なんでこの人たちはまだここにいるんだろう。同じ石巻市でも普通に暮らしていける場所はたくさんある。なのに、どうしてライフラインもたたれたままの避難所

又は自宅に残っているんだろう」


理由1:お金も仕事も家もなくし、何をどうしていいのか未だに分からない。


理由2:移動して義援金が入らないと困るのでお金を受けとる迄動きたくない。


理由3:まだ家族を探している。見つかるまでは離れたくない。


理由4:生まれ育った町を去りたくない。石巻以外での生活は考えられない。



きっと上記以外にも理由はあるんだろうなぁ。


フリマで大人用の本を探している男性がいた。子供の絵本をメインで集めていたので、彼が探している本は無いだろうなと思っていた時、運良く高校生用の歴史の本を見つけ、気に入ってくれた。脳のトレーニングという電池で動くクイズ形式のものがあって、その使い方を一緒に読みながら会話がはじまった。

聞いた訳ではないけど、「女房がまだ見つからなくって、だからここ出て行けないんだ」って呟いた。なんて答えていいのか分からず、「そうなんですか。」って言うのが精一杯。


他人は早く出た方がいいと言うかもしれないけど、荒れ果てた地にまだ居続けるには、それぞれいろんな思いがあるんだろう。


私がもし被災者で旦那や娘や母が見つからなかったら、どうしていたかと自問自答。


きっとあの男性と同じように探し続けたのではないかと思う。

どこかで生きていて欲しいと心のどこかで願いながらね。


だから、どんな形にしろ残ると決心した地元民の皆さんには、立ち上ってもらいたい。 復興に向かわないと行けない時期だと思います。


今回も子供達に会える事を楽しみにしていましたが、やっぱりなかなか子供が来れないのは現状か。


普段は子供に携わる仕事をしているので、どうしても現地の子供達と会いたかった。話したかった。子供達の笑顔が見たかった。


フリマにきてくれた石巻子育てママのコミュの皆さんのお子さんとちょこっと話する事ができたのは、ホントにうれしかった。


2回にわたりご支援いただいた方々には本当に心より感謝しています。

ありがとう。


そして今後私たちは、石巻の子供支援に力を尽くしたいと思っています。

生徒も教師も7割が津波で亡くなり、壮絶な思いをして行きのこった子供たちが34人。。。そのうちまだ石巻の学校に通っている子供が今19人。


10キロ先の飯野川小学校の一角をかりて大川小学校は続いている。

その子供たちのことを考えるだけで胸がいたくなる。

きっと必死で闘っているんだろうなぁ。生きているんだろうなぁ。


心のよりどころにする大人はちゃんとついていてあげているのだろうか?


私はその子供たちに会いに行きたいとおもっている。


フェイスペインティング、誰もが熱くなるビーチボール大会、卓球大会、お菓子釣り、工作(凧やUFOつくって飛ばしたり)、英語の歌やゲーム等、元気に思いっきり遊ばせてあげたい。綿飴なんかを作らせるのもいいかもね。


やってあげるだけでなく、子供達が自らやりたい事を考えて、その手助けができればいいなと思っています。


もちろん一回きりではなく、末永く子供支援は続けていきたい。


石巻のビデオや写真見れくれました?


子供達は日々あの光景の中を通って、学校に通っているのです。どんなに強い子供でも、3ヶ月以上もその生活を強いられているなんて、普通でいられるはずがないと私は思います。


子供祭りを実現させたいです。またご協力してください。宜しくお願いします。




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